サビアンシンボル活用法・魚座8度『ラッパを吹く少女』

★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★

★Code no,1212★　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 魚座8度『ラッパを吹く少女』

意味のないことの中に潜む
テンションの上がるポイントを
日常の中にちりばめたなら
それは、楽しい一日になる

開けた窓から春の香り
焼きたてのパンが唐突に跳ねて
探していたピアスが見つかった

生れ変わっても思い出すのは
強烈な痛みや苦しみじゃなくて
何気なく流れた日常の一コマ
きっとそういうものだろう

こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。

自分を動かすコツを知りたい、
人を惹きつけるヒントを知りたい、

そんな時にも参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』

★今日はどんな日？

（何を意識すれば良いの？）

今日のサビアンシンボルは、
魚座8度
『ラッパを吹く少女』

★今日のキーワード

『率先』

シンボルに出てくるのは『少女』です。
シンボルの中に度々登場してくる『少女』は純真・無垢・未成熟などの象徴です。
少女は、ひとり立ち前の人間ですから、『依存』を必要とする存在でもあります。

子供は大人よりも何かに夢中になりやすい傾向を持っていることが多く、しかも、理由もなく気まぐれに興味の対象も変わっていきます。

息を吹き込むと音が鳴る、そんな単純なおもちゃに少女が夢中になり、ラッパから出る音色を聞いて、ますます高揚し、吹き続ける、この8度では、そんな情景を表しています。

少女にとっては魅力的な音だとしても、それをうるさく感じ、不快に思う大人も居るかも知れません。（価値観の相違）
「静かにしなさい」と注意する人も居たかも知れません。（異論・反対の意見）

しかし、少女はラッパを吹き続けます。
最初は何気なく始めた『ラッパ吹き』遊びでしたが、その音や、吹いている自分に陶酔して、どんどん気分は盛り上がっていきます。いつか芝居小屋で観た『スター』の姿に自分を重ね合わせ、気分が良くなっているのかも知れませんし、文句を言う大人たちを打ち負かしてやるような気持で、なかば意地になって吹き続けているのかも知れません。

そんな少女が夢中で吹き続け、音色にバリエーションが加わるようにまで上達した時、
あるいは、

稚拙な演奏であったとしても、吹く本人の様子が余りにも楽しそうで、少女の魅力を存分に表現しているような愉快な様子であれば、眉をひそめていた周囲の人も、知らず知らずに巻き込まれていくことがあります。

松村先生は著書の中で、

と、このように書かれています。

とりもなおさず、『自分を全面的にさらけ出して、存分に楽しんでいる夢中な状態』の時には、賛同する人も現れやすいのだと思います。

まずは自分が信じる事柄を、自身が存分に楽しむことが重要です。

魚座体験の中では、６度で他者に存分に奉仕をし、7度で自分の信念に身を投じました。
そのいずれの場合も、周囲の人の意見に揺らぐことなく、信念を貫き通してきました。
続く8度も同じです。

時には自分で自分を盛り立ててでも、心の中のイメージを具現化させるべく、具体的に周囲に披露し、継続的に示し続けることが出来た時、周囲の人を巻き込むムーブメントの中心になれるのです。

自身の中にあるモノだけでなく、他の何かに依存したとしても（ここではラッパ）、それを使って自己を発揮し、表現し続ける事でやがては、周囲との融合も、自己の成長の願いも叶うのです。

例えばそれは風・香り・光、季節のように
掴みどころのない幸福感

新しいシャツの乾いた香り
噴水広場に放たれた風船

シロツメクサの王冠をのせた
少女が奏でるラッパの音色

…　皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃

参考文献：

愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)

コチラも併せてご覧ください　↓
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サビアンシンボル活用法・魚座7度『岩の上に横たわっている十字架』