サビアンシンボル活用法・水瓶座21度『絶望し幻滅した女』

★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★

★Code no,1151★　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水瓶座21度『絶望し幻滅した女』

他の誰とも違う
自分を創り上げてきたはずなのに

普通の幸せに心が揺れる
『自分』が情けなくなる

そぎ落とし、もっとそぎ落とし
完璧なまでに整えたフォルム

後はそのまま進むだけなのに

こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。

持て余す感情のやり場に困った時、
何か突破口が欲しい時、

参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』

★今日はどんな日？

（何を意識すれば良いの？）

今日のサビアンシンボルは、
水瓶座21度
『絶望し幻滅した女』

★今日のキーワード

『邁進』

7つの開運行動

★自分が納得するまで、自分が思う通りに推し進めてみる

★周囲の反対には、一応耳を貸しても自分の思うように進めること

★周囲の人の為を考える自分を時々は褒めてあげる

★目的達成の為に、一度徹底的に、無駄なものを省き、合理性と効率性を図ってみる

★辛く大変な時期にも終わりはある。長くずっと続くわけでは無い、と知る

★理性的な自分、という目標を立てそのように作り上げてみる

★無理を通したら、少し休息することも考えること

第５グループの始まりを担う21度は、どの星座でもかなり無理をする度数です。
ここでは理想や目的のために、つい個人の感情や肉体の制限を超えてまでも邁進し過ぎて、内側と外側がバラバラになってしまいそうな状態になった女性がシンボルとして描かれています。

例えば、
働き始めてすぐに結婚するような生き方ではなく、キャリアを積み上げて、もっともっと会社に認められ、自分の才能を生かして昇れるところまで駆け上がりたい、と努力を続けてきた『特別な（だと思ってきた）女性』が、目標達成の為に極端なオーバーワークも厭わず、多くの残業時間もものともせず、私的な時間も犠牲にして（そうした自分に少し酔いながらも）働いて成果を出していく毎日の中で、同期の結婚退職を知り、ショックを受けている自分の中の『普通の女』の部分に、
「だらしがないわね。これは想定内だったでしょ。」と叱咤しながらも、うろたえる自分の心の様子に『普通の女性が求めるような希望』を願っていた自分に気付き、に幻滅するのです。

松村先生は著書の中で、

『大きな目的のために、純粋に貢献できる自分を作りたいが、身体や心は盛大に反対していて、なかなか統一行動がとれない自分にいらだちます。無理をして行動すると、後で反動がやってきて感情がパニックを起こします。苦しい時ですが、それが妙に楽しいという気持ちも一面では感じています。』

と、このように書かれています。

ストイック過ぎて、マゾヒズムな傾向が見えるほど、極端な上昇志向と、突如浮上してきた普通のか弱い女の部分に、身と心がバラバラになりそうな状態です。

追い立てて、自分を追い込み、そんな状態が楽しくもある。
高い目標を追うのならば、短期間このような状態になるのも仕方ないのかも知れませんが、
そうしている間に、一般的な社会の流れから外れてしまう可能性も出てきます。

『何か』を掴むまで、
または『何か』に納得するまでの間、
個人的な感情よりも、大きな目標の為に奉仕（または自己犠牲）を優先させて邁進する時間の中で、身体（または心）が上げる悲鳴に苛立つほどに完全主義傾向が強くなってきたならば、少し休息を取ることを考えた方が良いのかも知れません。