★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★
★Code no,941★ 射手座16度『船を見ているカモメ』
海にも陸にも触れないままに
生きていくことは到底できない
海に触れれば、波にのまれ、
陸に上がれば、侵食される
とはいえ、このまま空に浮かんで
生涯を終えることも出来ない
こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。
理想の自分を作り上げたい人も
社会の中で自分の居場所を築きたい人も
参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』
★今日はどんな日?
(何を意識すれば良いの?)
今日のサビアンシンボルは、
射手座16度
『船を見ているカモメ』
★今日のキーワード
『諦め』
★興味が無くて処世術として一通りの話題は知っておくほうが良い
★解る人だけ解ればよい、という態度が過ぎると居場所がなくなってしまう
★どんな宝でも人に伝えることが出来なければ持ち腐れになる
★会話上手な人を研究し、コミュニケーション能力を磨く
★いくら一人が好きでも、たった一人で生きていく事は出来ない
★磨いた能力は世の中で発揮してこそ、意味を持つ
★人づきあいが苦手でも、心を閉ざさなければ理解者は現れる
第4グループでは『抽象的精神性や哲学を実社会的な活動へと落とし込む』事を体験します。
射手座はここまで、時に籠り、時に探求を続けながら、世俗から離れた精神の世界を進んできて充分、精神性を高めてきました。
しかし、いざそれを社会の中で生かそうと、実務社会に身を置いてみたら、世の中の流れにすっかり疎くなってしまっていて、実際の役に立つような仕事が出来なくなってしまっていました。
例えると、商売をしっかりと学んで、誰よりも売り上げを上げる為に豊富な知識も学んできたけれど、実際にお店のホールに立った時に、
『まず笑顔で、お客様をお迎えする』という基本的な事さえ出来なくて、使い物にならなかった、というような感じです。
他にも、
素晴らしい知識や技術を習得しているのに、コミュニケーションに慣れていなくて、まず面接の時点で落とされてしまう、というような場合も当てはまります。
松村先生は著書の中で、
と、このように書かれています。
船が浮かんでいる『海』は水の集大成、人の感情のシンボルです。
多くの人は、日々感情に支配されていますから、誰かと付き合おうと思ったら、ある程度は相手の感情の動きを読んだり、また、相手に合わせたりする必要は出てきます。
相手が同じ空間に居るのに、『正直でいることが何よりも大切だ。自分は無理をしたくない!』と、まるで自分一人でいるように、自由気ままに振舞っていたら相手との関係は終わってしまいます。
その人の内側が、どんなに深い見識であふれていたとしても、人に表現をしなければ、何にもならないのです。
カモメは、迷う人の心です。
人と関われば『相手の感情の波』に呑まれ、時には溺れてしまうかも知れない。
かといって水(感情)から離れる、すなわち隠遁生活のように一人ぼっちで暮らしていたら、段々疎くなっていき、やがて誰も周囲に居なくなってしまう。
どうして良いのか解らなくなって、ふと目に入った『船』をヒントに、一つの答えを得るのです。
感情の波にのまれないように、浮かぶ『何か』(処世術)を使って、適度に人に関わりながら、思うように進めばよいのだ!と。
人と関わるうえで大切なモノの1つに、『表現する力』があると思います。
自分に備わっていないスキルを習得するには、まずはお手本の模倣が良いでしょう。
カモメは、しっかりと船を見て、海(感情)に浮かぶ方法を勉強しているのです。
ならば、あの船を見習おう
あんなに上手に浮かんでいる
学ぶべきことはきっと一つだ
逃げても、逃げても追いかけてくる
随分遠くに来たつもりだったのに
気をゆるめると背後に寄り添う
世が海ならば、カモメに徹する
諦めという道具を使って
… 皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃
参考文献:
愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)
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