サビアンシンボル活用法・天秤座27度『頭上を飛んでいる飛行機』

★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★





★Code no,762★　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天秤座27度『頭上を飛んでいる飛行機』

切れ味の良いナイフでするりと
背の高いケーキを切るように

ビルの屋上から地下の果てまでを
一刀両断した、断面図

クリームに挟まれた果実のごとく
露呈している、それぞれのドラマ

そのいちいちに囚われていたら
どうにも、動けなくなるような気がして

全てを置いていく事に決めた

こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。

人との付き合いに疲れた方も
今後、どんな生活をしていこうか？迷っている人も

参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』

★今日はどんな日？

（何を意識すれば良いの？）

今日のサビアンシンボルは、
天秤座27度
『頭上を飛んでいる飛行機』

★今日のキーワード

『視点の上昇』

天秤座体験を通じ、多様な考えや個性にも対応できるようになり、それぞれを公平に扱えるほどのバランス感覚も身に付きました。
そのうえで更なるバージョンアップを図ろうとしているのが、この27度です。

相手の矛盾も許容し、共感しつつも公平さを失わないような対応をする人を、周囲の人間は放ってはおきません。大勢が居心地の良さに惹かれ、集まってきた事でしょう。

しかし、対応する人が増えれば増える程、そのバリエーションも多様さを増してきます。
通り一遍の対応だけでなく、徐々に変革性を取り入れる必要性も高まります。

『今いる場所に不満はないのだけれど、なんとなく次の段階へと進みたいような気がする』
そんな気持ちを抱きながら、次の活路を探し始めます。

松村先生の著書には、

と、このように書かれています。

今まで慣れ親しんできた盤石な状態から、一歩進んだ段階へと進む時には、思い切りも必要です。視点を一挙に変わっていく様は、飛行機が離陸する時に窓から見える景色のように見える事でしょう。

自分の知っている夕暮れの景色、伸びた滑走路から続く街並み、男・女・と識別できた人や車が、あっという間におもちゃのように小さくなります。

親しい人が暮らす家は、町単位の範囲に埋もれ、道路は葉脈のように無機質へと変わり、やがて海と大陸という境目でしか判別できなくなっていきます。

近くで詳細を見る方法（ミクロ・鳩の視点）、離れて大まかに全体を見る方法（マクロ・鷹の視点）、この2つの方法を使い分けられるようになったその先の、飛行機から地上を眺めるような視点。27度では、それを手に入れたのです。

ただし、何事にもポジティブな測面とネガティブな側面は存在します。
飛行機の上から眺めたら、広い視野は手に入りますが、一人一人の顔や家など、細かい判別は不可能になるでしょう。

日々の細かい事柄に気を病む程の繊細な人からすれば、老若男女をまとめて『人間』、都道府県を統合してひとくくりに地上、というくらい大雑把に分類する視点を『配慮が足りない』と感じるかもしれません。

それでも、
選択肢は多ければ多い程、物事を捉える正確性は増し、視点方法も多い程、知恵に触れるチャンスも広がります。

日常より俯瞰的な視野が必要となる『文明や文化』『永続的な哲学』に関わる事など、意識を伸ばすチャンスは無限に広がっていくのです。

鳩の浮力じゃ話にならない
鷹の翼も心もとない

もっと高く
もっと早く

思い出という名の魅惑的な香りも
届かないような距離を作りたい

好ましい人も
醜悪な人も
ただの『人』という塊になるまで

もっと高く
もっと遠くへ

…　皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃

参考文献：

愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)

心理占星術のためのサビアンシンボル

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