香炉をもって、祭壇のそばにいる神父に仕える少年
★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★
★Code no,175★ 乙女座26度『香炉を持つ少年』
社会の中で積み上げてきた実績
自分を支える柱でもあった
誰かのために役立つことで
自分の問題から目をそらし続けた
夏が消え失せて、秋となり
関わりの全てを手放した今
私は何処へ向かえばいいのか?
ゆらゆらと昇っては散りゆく煙
透けて見えるは、
超個の己
こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。
行く先をきちんと見据えている方も
悩み多き日々を繰り返している人も
参考にして頂きたいのが、西洋曼荼羅でもある
『サビアンシンボル』です。
★今日はどんな日?
(何を意識すれば良いの?)
今日のサビアンシンボルは、
乙女座26度
『香炉を持つ少年』
★今日のキーワード
『模倣』
★何かを習得したい時は、目標となる人を決めて、まずは徹底的に模倣する事が近道
★充分に習得していないうちに、自己流を始めると成長が鈍ると知る
★何でも基本が一番大事。そこを繰り返す事で、応用は始まる
★人生に光を見出したい時は、先人たちが残した『知恵』や『言葉』に多く触れてみる
★頭の中でどれだけ考えても物事は進まない。真似でもいいから実践を始める事
★学ばせていただく、という謙虚さを忘れないようにする
★偏った考え方や、狭いモノの見方を変えたい時は、哲学や伝統宗教の教えに触れてみる
『形にとらわれた心を開放するための道を探す』
乙女座第6グループに入りました。
極めて主観的な思い込みによって行動する『獅子座』と
それとは対称的に、客体的な物のモノの見方で推し進める『天秤座』の
狭間に位置する『乙女座』が、
自身をどのあたりに落ち着かせるのか?
自身の在り方をどんな形で表現していけば良いのか?
と、試行錯誤を繰り返す『乙女座体験』の最終章です。
乙女座26度の別訳は、
『香炉をもって、祭壇のそばにいる神父に仕える少年』です。
『少年』とは、新入りの状態を表していますが、
緊張した面持ちの彼が持つ香炉からは、かぐわしい煙が立ち上り、
煙越しに見える景色は、
これから歩もうとする『新しい世界』が広がっている事でしょう。
皆があがめている『神』についての知識さえ、
まだおぼつかない新入りの少年ですから、
そこで話されている言葉の意味の殆どを理解出来てはいないはず。
それでも、今はただただ神妙に、
実用性からはかけ離れた、
『儀式』という名の祭りを
まんじりともせず見つめているのです。
松村潔先生の著書には、
このようにも書かれています。
『人』と知り合った時、
または『何か』と向き合おうとする時、
私達はどうしても、そのままの全体像を受け入れる前に
自分が作った杓子定規で、偏った決めつけをしてしまいがちです。
過度な保身が招きがちな、偏見で物事を決めてしまうクセを手放し、
心を開いて人と関わりたいのなら、
自身よりも知識も経験も豊かである
『心の師匠』のような存在(人・教え・書物など)に接し
なぞるように正確に、
模倣してみるのが近道なのかも知れません。
戸惑う我が見つけた迷いは
世界で最初の例ではないはず
何処かに自分の※メンターが居る
必ず、※先覚者に出会えるはず
消えた煙の粒を追っていく
自分を超える世界を求めて
… 皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃
参考文献:
愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)
コチラもご覧ください ↓