★★★当ブログは、『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、ブログの中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★
★Code no. 618★
乙女座8度『最初のダンスの練習』
こんにちは、紗妃です。
日々をより良く生きるためのサポートとして、サビアンシンボルを私なりのイメージで解釈し、皆様にお伝えしていきます。
『降りてきた言葉』
「誰にも愛を伝えず死んでいないか?」
生まれて、生きて、年を繰り返す中で、自然にできるようになる動作もありますが、そうでないものもあります。人と踊ること、歌うこと、そして愛を相手にちゃんと伝えることなどが、その例です。
練習を通じて、私たちはこれらのことを学び、より良い人間関係や自己表現を築いていきます。
アメリカの占星家ディーン・ルディア氏はこのシンボルを『5歳の子供が初めてのダンスの練習を受ける』と訳しました。
ダンスでは、日常の生活では殆ど使わない筋肉を駆使する動きが含まれます。それは、見て、知って、習って、まず頭で覚えて、理解して、やっと肉体に落とし込める動きです。
もちろん、一度だけでは絶対に習得できません。何度も、何度も、先生に動きを教わって、見て、真似て、比べて、真似る。
さらに鏡の前での練習を毎日繰り返すなど、上手になるにはそんな時間が必要です。
これら一連の習得経過は、なにもダンスに限った事ではなく、自転車に乗る、料理を作る、資格を習得する、または、自分の感情をコントロールする、だとか、ひいては恋愛を上手くいかせる時にだって、見て知って、理解して、練習をしないと、出来るようにならない人も多いのではないか?と、私は思います。
さて、ルディア氏が特定した『5歳』という年代では、『自分』と『社会』の関係性への理解が著しく深まるそうです。いわゆる『社会性が育ち始める』という時期。
理解に伴い、記憶の力も発達し、時間や曜日がただ解るだけでなく、その概念から理解できるようになり、理論的な思考・長期記憶の向上も加わります。
それに伴い『コミュニケーション能力』が向上し、思いやること、表現することの幅がぐんと広がるそうです。
そんな年代が「ダンス」を習う。補助や援助があるとしても、親や友達、先生も含め他の誰とも違う、自分独自の内面を『表現』していく方法の習得が始まるのです。
乙女座6度『メリーゴーランド』では、軸と木馬が決められた動きをするという『安全』の中で、自分の情感を開放する事を知りました。
乙女座7度『ハーレム』では、軸=王様、木馬=お付きの女性と、生身の存在に置き換える事で動きは『安全』から外れ、もっと大きな情念の解放や恩恵は得られるものの、不安定さを引き寄せるという、体験もしました。
しかし、そのどちらも本当の意味での『自由』はありません。『拘束』された状況の中での出来事だったのです。続く乙女座8度では、その『自由』を手に入れるための試みが始まるのです。
何を習得するにしても練習中は、不格好なモノです。上手くできない事も続き、自身の灯も打ち砕かれます。
悔しかったり、恥ずかしかったり、何度も止めようと思ったり、それでも練習する事を止めないのは『出来ない自分』を過去にしたいから。
最初はたどたどしく、未熟で未完成だったとしても、あきらめずに練習を続ける事でやがて、新しい世界や関係性が、目の前に広がってゆく事でしょう。
★今日、チェックしたい『7つの開運行動』
2. 対人関係を円滑にするために、まず自分の中の感情を自分で正確に把握する
3. 把握できるようになったら、それを表現する練習をしてみる
4. 気楽な友人に会いや感謝を伝える事から、自己表現の練習をしてみる
5. 自分で自分の気分を盛り上げる事も練習で習得できる
6. 環境での変化を待つだけでなく、主体的に変える努力も必要
7. 一人で、自発的に自分の人生を盛り上げる練習をすると依存は消える
大切な人に愛を伝える
それが上手くできたなら
きっともっと、自由になれる
自分自身も、周りのみんなも
皆様にとって、実り多き一日でありますよう、心より祈っています。
(紗妃)
参考文献:
愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)
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