獅子座24度のサビアンシンボルを読み解いていこうと思います。
誰でも感じたことがあるでしょう？
てっぺんからスッと光が入って
体の中心でピタっと止まって
その光が「それだよ」って呼応するような
誰だって一度はあるでしょう？
ホントにぷつっと音がして
自分の何かが剥がれ落ちていく
落ちた先に目を向けたなら
真っ暗闇の、ちょうど真ん中で
小さく、強く
ドクンドクンと
波打っている自我
こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。
本当に欲しいモノ以外、全て手に入れた夜も
本当に欲しかったモノ、一つだけ手に入った朝も
参考にして頂きたいのが
『サビアンシンボル』です。
自分の指針が定まった時も、整わない時も
勇気と気力を授けるでしょう。
『サビアンシンボルって、何？』
サビアンシンボルとは、
惑星の動きに合わせた度数ごとに詠んだ、
360個の詩文です。
これを使って今日がどんな日なのか？
キーワードや『7つの開運行動』を具体的にお伝えいたします。
★今日はどんな日？
（何を意識すれば良いの？）
今日のサビアンシンボルは、
獅子座24度
『身だしなみの整っていない男』
★今日のキーワード
『無我』
★大きな事を成し遂げるには、なりふり構わず夢中になる時期は必要
★結果も大事だが、目標達成の為に動いていたその瞬間も同じく『尊い経験』と知る
★身なりに構う事もなく一心不乱に努力している姿は、見ている人をも勇気づける
★自分が「コレだ！」と決めた事柄を、ある一定期間に集中して行える人は成功しやすい
★自分が一番大切な事を手に入れたい時には衝動・継続、時に『無遠慮さ』も必要である
★知らないうちに自分で作った『殻』を破って、時にはのびのびと自分を自由に表現する
★人の評価に依存する傾向を克服して、自分の気持ちに正直に生きてみる
獅子座21度から始まった『第5グループ』は、
内側からの『強い活力』に突き動かされて、
超越性を獲得するのが目的です。
外的な要素からの影響で自我を駆り立てた21度の『鶏』は、
次の度数で『自我をコントロールする』洗練を身に着けました。
そして23度では、
タマフリ（魂を高揚させる事）と
タマシズメ（鎮魂する事）を使い分けながら反復を繰り返し、
超人的な技さえも華麗にこなせる存在になりました。
しかし、この時点ではまだ周囲の人に対して
恩着せがましさが見え隠れしています。
裸馬に乗って、派手なパフォーマンスをする理由の何割かに
『人に見せる』為、という要素が紛れ込んでいます。
勿論、
単純に「生命力あふれる強く賢い生き物を、自由に乗りこなしたい！」という
欲もあるのでしょうが、
やはりそこは、煌めきの星座『獅子座』ですから、
人々の前で危険な技を披露する、
『派手で格好良い自分』を
想像して練習した事でしょう。
しかし一転、この獅子座24度では、
『なりふり構わず完全に集中する』要素が突出してきます。
松村潔先生の著書には、
と書かれています。
『人知れず、一心不乱に努力する時期』
それは、
成功者の誰もが共通して経過する期間です。
努力と気付かず、ただただ好きな事をしているだけ、という感覚の方もいるかも知れません。
それでも、やっぱり
カリスマ的な存在として、
または、
何の世界でも上部へ進みたいのなら、
他の事など目に入らぬほど、
一心不乱に集中する時期、
人に何と言われようと、
信じた道をただ進む時間は必要不可欠。
そんな体験を経過する中には
思わぬ収穫も待ち構えています。
（原文の表現がしびれる程、素晴らしいので再度引用）
『自我の防衛心に破れ目が生じて、これまで見たことのない印象が外から飛び込んで来る瞬間を表し、
それは21度の「鶏」が喉から手が出るほど欲しかったが、結局手に入れることができなかった真の境地を表します。しかし飛ぶのではなく、見るのです。』
私はここで表現している『真の境地』を、
『トランス』と捉えます。
21度の『鶏』が、外的な要素を取り込んででも欲しかった『真の境地』を
24度では、自らの集中力によって望まぬとも静かに目にすることが出来たのです。
集中し、努力する行為そのものが、
意識の向上、自身の成長に繋がり、
望まぬともサポートが得られるようになるのです。
まるで、
欲しい、欲しいと、切望している時には手に入らないけれど
自身が行うべきことに集中して、欲しいというのさえ忘れた途端、
転がり込んでくる『愛』のようです。
今まさに、それを見つめている
自分の殻って、存在するよ
指を差し入れて、開いてごらん
息をひそめて、静かに、そっと
きっとそこから全ては変わる
皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃
参考文献：
愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)
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