蟹座29度のサビアンシンボル
『ギリシャのミューズが、新しく生まれた双子を黄金の秤にかけて重さを量っている』を詠みます。
『伝統』
なんて言うと重々しすぎる印象を持つけれど
誰の中にも、それはある
どんな街で生まれて、どんな家で育って
どんな人たちと共に過ごし、どんな風に生きてきたか
その中で培われてきた『心の基準』は、
あなたという人の『伝統』です。
こんにちは紗妃です。
今日をより良く過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。
変わらぬ毎日も
変化多き日々も
身近に取り入れて頂きたいのが
『サビアンシンボル』です。
手探りで進んでいるような道の途中でも
先駆者の助言を知る事で
心が少し軽くなるかも知れません。
『サビアンシンボルって、何?』
サビアンシンボルとは、
惑星の動きに合わせた度数ごとに詠んだ、
360個の詩文です。
これを使って今日がどんな日なのか?
キーワードや『7つの開運行動』を具体的にお伝えいたします。
★今日はどんな日?
(何を意識すれば良いの?)
今日のサビアンシンボルは、
蟹座29度
『双子の体重を測るミューズ』
★今日のキーワード
『バランスを図る』
★判断の時、自分の体験だけでなく直感や新しい価値観も参考にする
★新しい社会に踏み込む時は、自分の中にある『伝統』と『新情報』のどちらも検討する
★感情論と、理論のどちらにも偏り過ぎないよう心がける
★自分の考えや気持ちを、相手には正確に解ってもらうには技術と練習が必要だと知る
★自分の価値基準だけが正しいと思いがちな人は、広い視野を持つ事を心がける
★正しい判断をしたい時は、様々な情報を収集し、しっかりと比較検討する
★『バランスを図る』を頭において、一日を過ごしてみる。
蟹座26度から30度の間で学ぶのは
第6グループ『共同体の良い面と悪い面を理解し、維持の難しさを自覚する』
共同体形成に不可欠な、共通の認識や共感といった情操育成を担ってきた蟹座も
そろそろ仕上げを行います。
28度、閉鎖的な世界で生きていた『ポカホンタス』(動物的な直感を象徴)は、
それを開く事で白人の恋人(近代社会の理性)との
敵対関係を解消することが出来ました。
目の前に広がった新しい世界で生きていくには、
自分の『伝統』と異質なモノとの間で、
上手にバランスを保っていく必要があります。
この29度では、
次のサイン『獅子座』への移行前の準備も含まれています。
松村潔先生の著書には、
と書かれています。
ギリシャ神話の中の、
『知的活動をつかさどる九人の女神(めがみ)』である『ミューズ』でさえ、
慎重に『双子』の体重を測る事を行っているのです。
(すなわち、賢者であっても同じように大切なモノ、
例えば『自分の感情』と『理論』などの体重(重要性)を冷静に測っている)
偏った一つの判断基準を強引に推し進めることなく、
『バランス』に意識を置いて今日一日を過ごしてみましょう。
心が揺れる
定まらない
ゆらゆらと
決めかねてしまう
いつも
何かある度に
揺れてしまう、弱い自分
それは、きっと悪い事じゃない
自分への理解を深めたら、
きっともっと楽になれる。
皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃
参考文献:愛蔵版・サビアン占星術(松村潔 著)
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