★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★
★Code no,222★ 牡牛座7度『サマリアの女』
楽園を目指す旅の途中に
関所ともいえる場所がある
砂塵にまみれた小さな町に
東の風が時を告げる時
町民はみな広場に集まり
否か?応か?の判断を下す
こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。
他人との違いに直面した時も
自分に世界を完成させたい時も、
参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』
★今日はどんな日?
(何を意識すれば良いの?)
今日のサビアンシンボルは、
牡牛座7度
『サマリアの女』
★今日のキーワード
『異差』
★自己完結では届かない範囲まで、他者との交流により世界は広がる
★人を格付けする『比較』に惑わされていると、見える世界は狭まっていく
★不当な扱いを受けたくないのなら、まず自分が自分を認めること
★魅力はまず自分で発掘し、磨きをかけていくことによって輝きが増す
★『自己のルーツをしっかりと認識する』ことで、自分に誇りをもてるようになる
★他人が作り上げた差別意識に振り回されないよう、認識を持つ
★『差別』は時代的な主観によって変わるものである、と知る
人はそれぞれ、運命の導きによって、あるいは本人の意思により、『人生』という自分の道を歩んでゆきます。
その様相は、実に様々。
恵まれた資質や伝統を受け継いで苦もなく進んできた者も居れば、過酷な条件の中、一日一日をそれこそ死ぬ思いで、やっと生き抜いてきた者もいます。
道の途中では『 エゴ』や『決まり事』あるいは『価値観』などが生み出す、決定的な考え方の違いなども出来上がってゆきます。
それは、さらさらと細かい砂が積みあがって、やがて不動の山になっていくように、徐々に外側から固まるように強固な『異差』となっていくのです。
孤立した個人を『山』に例え、牡牛座6度では孤立した個人同士(山と山)の間に『橋』をかけ、お互いの結びつきを試みたわけですが、この7度では、実際に橋を渡り他人と合流した際に起きる『戸惑い』や『軋轢』が描かれています。
人と人の間にある『社会的な違い』や『差別』こういったものを作り出しているのは、それまで生きてきた環境や、肉体や精神の中に埋め込まれている資質などですが、お互いが『自分』の殻を破り、それらの『異差』を乗り越えて、人として共感していく事で、成長していく度数と言える事でしょう。
松村先生は著書の中で、
と、このように書かれています。
シンボルに描かれている『サマリアの女』とは、聖書における差別民族の女性です。
イエスと弟子たちが旅の途中でサマリア地方に寄った際、井戸に水を汲みに来た女性に「水を飲ませて欲しい」と、イエスが声をかけたそうです。
女性は、ユダヤ人であるイエスが差別されているサマリア人の自分に向かって声をかけた事と合わせて、自分の器から水を飲む、という行為に大変驚いたそうです。それは、当時の人種・性の差別、また階級制度からは考えられない事でした。
新しい考え、新しい時代…そういった事が起きる前には必ず、過去の常識をぶち破って塗り替える者が現れます。
それにより、個人のみならず『時代』と云う集団の集合体もバージョンアップしていくのです。
よく『本当に強い人は例にもれず優しい』という話を聞きますが、時代や周囲がどうであれ、自分が正しいと思ったことを貫いていく、そういう事が出来る強さに奥には、自分を大切にするように人も大切にする、といった深い慈愛がはぐぐまれているのではないでしょうか?
無法な裁判も
解決に着地する道はある
何を言われても口を閉ざすとか、
この緊張感を楽しんでしまう方法
また、合格基準を入手するやり方
あるいは誰かに手助けを乞う、など
どの対処法を選んだとしても
心を強く、自分を気高く
差別も区別も時代の気まぐれ
何一つ確かな事など無い流動の世に
どんな場所に置かれたとしても
咲くのも自分、枯らすのも自分
… 皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃
参考文献:
コチラも併せてご覧ください ↓
牡羊座25度>
牡羊座26度>
牡羊座27度>
牡羊座28度>
牡羊座29度>
牡羊座30度>
牡牛座1度>
牡牛座2度>
牡牛座3度>
牡牛座4度>
牡牛座5度>