★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★
★Code no,1212★ 魚座2度『ハンターから隠れているリス』
這いつくばって集めた木の実を
選りすぐって、吟味して
残った稀少な一粒一粒
この光、誰に解ろうものか
ましてやあんな猥雑な中に
まるで無防備に並べておいて
誰が価値に気付くものか
この儚くも痛ましい香りに
こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。
新生活を始めた方も
これから何かを捉える方も
参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』
★今日はどんな日?
(何を意識すれば良いの?)
今日のサビアンシンボルは、
魚座2度
『ハンターから隠れているリス』
★今日のキーワード
『慎重』
★具体的な自己保存能力を習得すると良い
★仲間でさえ、時には信頼を裏切られることもある。自己開示は慎重に行うこと
★他人の欲の中に身を置く時は、誰も頼りにしてはいけない。自分の身は自分で守る。
★目的を達成させたい時は、仲間内にも心の底を見せないくらいの慎重さも必要である
★相手の言葉や、目に見える物だけではなく、その場で様々な情報も読み取るようにする
★大切なことを判断する時は、知識だけで判断せずその場で感じる直感も大切にする
★傷ついている時は、隠し、休んで回復を促すようにする
魚座1度の玉石混淆の公共市場では、
良いモノ、つまらないモノ、優れたモノ、劣ったモノ、そして本物と偽物、全てを平等に公平に並べ、どれを選んでも自己責任、とすることで特定の意義を取り払う実験をしました。
それはまるで、箱の中にあらゆる動物を入れ、生き残るものを待つような、乱雑で無理やりな統合です。
こうした中では、当然力が強い力を持ったものが有利に立つ事が多く、弱きものは傷ついたり、破れたりするでしょう。
その『異種格闘技』で、弱きモノが生き残ろうとしたならば、ハンターから身を守るリスのように、状況を読み取るアンテナを最大限に発揮し、仲間内にさえ餌の隠し場所を教えないような慎重さでもって、乗り切るしかありません。
松村先生は著書の中で、
と、このように書かれています。
ハンターはリスを捕まえる為に、リスの行動特性を観察し、プロファイルし、本能や習性を知った上で罠を仕掛けてきます。
そのハンターから身を守ろうとしたならば、リスは裏をかきながら逃げ、常に危険を察知するアンテナを働かせながら慎重に行動するしかありません。
その様子は、過剰に臆病で決して心を許す事など無いように思われるかも知れませんが、身を守る術を持たないリスは、命を落とすわけですから、真摯に習得する必要があるのです。
例えば、敵も味方もごちゃ混ぜな集団の中で発言をする時には、容易に本心を明かさない方が良いでしょう。
本心を明かさなければ、まずは分が大切にする価値観などを不用意に侵害されたり、傷つけられたりする事は少なくなります。
自分と違う意見に出会った時も、真っ向から対立を挑んでしまえば、相手の力量に打ち負かされて、傷つき奪われる事さえありますが、まずは本心は隠し、主張は一旦抑えて相手の出方を観察する方法を取ると、負ける確率は少なく抑えられます。
自分の意見を隠し、『賛成』でも『反対』でもない『曖昧な状態』の中で、相手の意見をまず聞いてみる。
自分の意見は、押し殺すのではなく、一番良い時期を見計らい開示する、という方法が良さそうです。
魚座は、他人との境界線を取り払っていく星座です。
融合するような近い距離の中でも、大切なものを守っていく為には、このように『曖昧な状態』を上手に使い、慎重に行動することで、思わぬ事故や裏切りから身を守り、自分を表現できる機会を待つ事が可能になるのです。
表舞台を去った踊り子
心に傷を抱えた道化師
弱きモノ
ただ外的から身を守るだけでは
到底足りない時期もある
庇って、隠して、守り貫いて
息をしているだけでも、いい
どんなに価値のある事柄でも
人目にさらして生きていく程
図太くなれない時もあるから
… 皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃
参考文献:
愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)
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