サビアンシンボル活用法・射手座29度『芝を刈る太った少年』

★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★

★Code no,964★　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　射手座29度『芝を刈る太った少年』

周囲の人間に揃うように
地面ギリギリに刈り込んでいく

伸びすぎた夢が身を剥がさぬよう
短く小さく刈り込んでいく

自分の思いと周囲の期待
折り合う為の儀式の中で
古い友達をしずかに手放す

こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。

人生の選択に迷っている方も
やりたい事とやらなくちゃいけない事の狭間で葛藤する人も

参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』

★今日はどんな日？

（何を意識すれば良いの？）

今日のサビアンシンボルは、
射手座29度
『芝を刈る太った少年』

★今日のキーワード

『役割』

7つの開運行動

★非現実的な『夢追い』の状態から、現実的な行動へとシフトしていく

★自分の知識や能力を、周囲の人たちの為に使う事を心がける

★家事の手伝いや小さな事でも良いので周囲に協力する気持ちを忘れないように

★慣れ親しんだものから離れて、別の分野でも自分を試してみる

★非実用な教養や思想は、現実的な日常の足かせになる時もある

★分野が違う視点から物事を見てみると、独自のアイディアに結び付く

★普通の日常が多くの加護によって成り立っている事を忘れず、感謝する

射手座25度では、『小太り』だった少年が29度では『太った』少年と揶揄されています。
射手座は知性の星ですから、肥大したのは肉体、ではなく『知識』の事を指します。

玩具の馬に乗って、非現実世界の中で想像の旅に時間を費やしていた少年は今、
更に知識を肥大させながらも現実社会において、身近な環境の中で役立つ『芝刈り』業務を行っています。

射手座体験もあと1度を超えると、次の山羊座への移行となりますが、『実務』という現実的な作業を行う事で、現実的な山羊座に移行する準備を整えているのです。

松村先生は著書の中で、

『自分の属する共同体や、身近な利害のある人々との関係の中で、必要とされる役割をこなすことで役立つ人になろうとします。豊かな教養に恵まれますが、しかしいたずらに行動範囲を広げることをせず、必要なことだけをします』

と、このように書かれています。

それはあたかも、
好きな勉強を続けてきて社会に出る年頃になった時、アルバイトでもしながらその道を極める人生を選択するか？それとも、ここで一旦はその道を手放し、一般的に良いとされる企業に就職して現実的な人生へと進んで行くのか？という2択を迫られ、心がスッキリしないまでも後者を選択し、自分の心をなだめながら頼まれた家の手伝い（言われたところだけの芝刈り）をしている、というような状態なのかも知れません。

でも、それは決して『夢を諦めた、つまらない人生』というわけでは無いと思います。
蓄えた知識は必ずどこかで役立ち、人生を豊かにしてくれるものだからです。