サビアンシンボル活用法・蠍座26度『キャンプを作っているインディアンたち』

★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★





★Code no,861★　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蠍座26度『キャンプを作っているインディアンたち』

英国のロックスターはこう言った
目覚めたその場所が、京都だったら、と

何も知らない
誰も知らない
美しい場所にその身を移す

知恵と知識で
生き抜いてみる

自分を誇りに思いたいから

こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。

自分の力を試したい方も
まずは自立して生きたい方も

参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』

★今日はどんな日？

（何を意識すれば良いの？）

今日のサビアンシンボルは、
蠍座26度
『キャンプを作っているインディアンたち』

★今日のキーワード

『原点回帰』

蠍座体験の最後、第６グループが始まります。
ここでは『依存していた対象から独立するためのあがき』を通過します。

『必要な物を外部から取り入れ自己の変容をなし遂げる』という蠍座の大きなテーマは無事遂行され、目的は果たされました。
このグループでは、次に控える『射手座』への移行を果たさなければなりません。

情の深い蠍座ですから、慣れ親しんだ場所からの移動は簡単な事では無いでしょう。
せっかく全てを信頼できるお気に入りで揃え終わったのですから、この中でずっと安住したい、という気持ちもあると思います。

しかし反して、心の別な場所では26度に至るまでの長きに渡って培った『洞察力』や『判断力』、
『原因から結果までを統一的に見通せる力』など、身に付けた能力を試してみたい、という思いも湧いて来たのです。

この度数では、いつの間にか依存していた生活や物を見直し、それらから離れ自分を見つめる体験をします。

ここで、シンボルとして出てくる『インディアン（ネイティブ・アメリカン）』は、四季や獲物の動きに合わせて臨機応変に旅をする民族です。

彼らが頼りにしているのは『物』そのものではなく『自身』。

構造的知識や、生活の知恵、そしてそれらを臨機応変に使いこなす適応力など、都市生活をしている間に退化してしまった『生き物としての生きる力』が命を繋げてゆくからです。

それは人として最もシンプルかつ強い力と言えます。
無駄なものをそぎ落としていくと、雑多の中では気付けなかった『気運』も上手に捉える事が出来るようになります。

物事の本質を見抜く力を備えた蠍座は、『自分』の人間としての資質がどこまで仕上がってきているのか？を確かめたくなったのかも知れません。

松村先生は著書で、

と、このように書かれています。

自分の資質を試すのに、最も簡単な方法は『新しい環境に身を置いてみる事』でしょう。

『インディアン』のように、簡素にまとめられた必要な荷物で新しい土地に乗り込み、見知らぬ人とキャンプをしてみれば、自分の力ははっきりと認識できます。

蠍座25度『X線』で培った『人間の構造についての正確な理解』も存分に試せ、完結できたという実感も湧く事でしょう。

人が存分に満足を得るには『自分は本当に良くやっている』とか『自分もまんざら悪くはないな』という具合に自分で自分を誇らしく感じる瞬間が不可欠です。

それを得たくて、人は努力し、自分を高みに連れて行こうと危険な旅にさえ向かわせるのだとさえ思います。

一つの光を見つけた者は
その道筋が染みこんでいる

そして、どの道を辿ろうと
また輝きを見つけられる

小さくで良い
まずは光ってみよう
置かれた場所で輝いてみよう

きっとそれが一番の近道
そこから全てが変わり始める

…　皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃

参考文献：

愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)

心理占星術のためのサビアンシンボル

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