★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★
★Code no,813★ 蠍座3度『棟上げ式』
メトロノームの音が響いて
一つ一つの時が閉じてゆく
壊れた過去を、私は許す
流れた時間は、血の量と同じ
けれど
終わりと同時に始まりがある
それに気づくのは、いつも遅すぎるけど
こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。
次の展開を心待ちにして
明日を探る手を休ませない方も
参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』
★今日はどんな日?
(何を意識すれば良いの?)
今日のサビアンシンボルは、
蠍座3度
『棟上げ式』
★今日のキーワード
『協力』
★気付かぬ所で周囲の助けがあったからこそ、自分の今がある、と知る
★自分のできる事で誰かの役に立つ事を意識してみる
★一人で出来る事は少なく、協力があれば大きく飛躍できる
★大勢の人と共に一つの事を成し得る体験は、自分の自信を育てる
★不要な物と必要な物をきちんと仕分けて、整理をつける時期
★壊れた(物・関係性)にこだわらず、新しい展開に目を向ける時
★過去を手放し未来に目を向ければ、新しい関係性はいつからでも始められる
それまでの人生の中で丁寧に作り上げ、ある程度まで仕上がった自分という『人格』で参加した、(1度の)『観光バス』の中では思いがけず、楽しい時間を過ごす事が出来ました。
その結果、特定の他人と自分の境界線があやふやになり(2度で)相手が自分の心の中に侵入し、また、自分が相手の中に入り込む体験へと進んで行ったのです。
人が誰かを気に入る状態、それは『恋』とは限りませんが、初めて出会った他人が急速に自分の生活の真ん中に入り込む事があります。そして、その他人との『関係性』を発展させるために、それまでの習慣を手放したり、築き上げてきた様々なものを壊す事態も、よく起こりえる話です。
一人で作り上げてきた『家(人格)』を手放し、ここ3度では一緒に住むための家を作り始めます。
『家(人格)』は、一つのシンボルとして登場していますが、大まかに『入れ物』(すなわち、2度で登場した瓶)と捉えて間違いなさそうです。
独り用の入れ物(瓶・人格)が壊れて、新しく共同の入れ物(家・人格)を作り始める道のりは、お互いを理解しあう事であったり、おもんばかる事であったりもします。
例えば、海外旅行や食べ歩きが大好きで、週に1度は外食をし、年に3度は海外旅行をしたりして自由に人生を楽しんでいたとします。それがある時出会った『誰か』と共同で暮らそうと計画したなら、今までがどんなに心地良かったとしても『個人の習慣(家)』は一旦壊し、『別の生活(共同生活)に合わせた習慣(家)』に作り替える必要があります。
もちろん、ぶつかる事もあるでしょう。折り合いがつかずに喧嘩にまで発展してしまう時もあるかも知れません。けれど、『同じ目標に向かって進んでいる』という点がブレないならば、いつかは家の土台は出来上がり、『※棟上げ式』を迎えられるのです。
松村先生は著書の中で、
と、書かれています。
蠍座は『極める』性質を兼ね備えています。
特に『他人との関り』に関しては、適当な所で線引きする事は、なかなか困難です。その為、『いつでも逃げられる自由な関係』は、ありえません。決めた相手との関係性に縛られ、(縛り)自身が根本的な変容を遂げるまで、そのステージを降りる事は許されないのです。
ここに『蠍座』の特性のベースがあり、この特性によって天秤座が求めて手に入れられなかった『根本的な変容』をも可能に出来る理由があるのです。
ルディア氏は『隣人の協力を得ての、小さな村での棟上式』と訳していますが、まずはこの3度では、無事『新しい共同の入れ物』を仕上げ、新しい展開の準備が整いました。
やがて迎える未来を心待ちにできる、良い時期と云えるでしょう。
新しい服を着る時はいつも
異国の人になったように感じる
違う自分
知らない人達
それでも、
このてのひらを、握り返してくれる人が居たら
きっと笑って暮らせるだろう
そこが確かに、最果ての地でも
… 皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃
参考文献:
愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)
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