★★★当ブログは、
『サビアンシンボル』を私のフィルターを通して読み解き、
すぐに実行できる具体的な行動のアドバイスとして書いたものです。
サビアンシンボルについての正確な解読を希望される方は、中でご紹介している参考文献をお読み下さい。★★★
★Code no,752★ 天秤座22度『噴水で鳥に水をやる子供』
どうやって生きても自由な世界で
鳥はここへ舞い降りた
豊かさの宝庫、海を後にして
鳥はここを選び取った
夢が掴めるような気がして
楽園が待っている、そんな気がして
そこが砂漠と確信したのは
もう戻れないほど、疲弊した秋の日
こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。
自分にできる事を探している方も
何か、もう一花咲かせたいと願っている人も
参考にして頂きたいのが西洋曼荼羅
『サビアンシンボル』です。
『千里の道も一歩から』
★今日はどんな日?
(何を意識すれば良いの?)
今日のサビアンシンボルは、
天秤座22度
『噴水で鳥に水をやる子供』
★今日のキーワード
『出来る事から』
★『癒し』『援助』は大きく構えず、まず出来ることから始めてみる
★人が自分を精一杯発揮している時、見ている人は感銘を受け取る
★芸術・文化活動・美味しい料理、人を癒す方法は数限りなくある
★自分のできる方法で、人を思いやり、寄り添う事を始めてみる
★他者の精神的な傷や痛みに敏感になり出来る方法で力を貸すのも良い
★間接的な方法でも良いので、時々は自分の心に栄養を与える
★無邪気で優しい心持の人の周りには、人も動物も集まってくる
『水』のある所に人は集まります。
それは、生命維持の為だけではありません。
気分転換、エネルギーの補充、自然のカケラを切り取って用意された、ほんの少しの『オアシス』でも、ほっと一息つけるような『癒し』を得る事が出来るからです。
シンボルとして同じ『水』を扱っていても、21度の『海岸』は、自然そのものとして登場させました。
その大きさとパワーは強力で、集まる人々が、乱痴気騒ぎをしようが、失恋を癒していようが、老若男女も何も問わず、全部ひっくるめて受け止め、存分に満足させていました。
対して、22度の『噴水』は、人工的にエッセンスとして切り取って、規模も最小限に縮小されています。
その為『海岸』のように、誰かれなく受け入れる、というよりはもっと、個人の小さなストレスにそっと寄り添い、静かに癒すようなイメージです。
松村先生の著書には、
と、このように書かれています。
『自分にしかできない『何か』を使って人の役に立ちたい』という思い(『自己実現の欲求』、または『自己超越の欲求』)は、誰の心にもあると思いますが、欲求達成の方法を大きく掲げすぎる傾向が多く見られるような気もします。
私は、この22度のシンボルは「もっとあなたの出来る事から始めてみたら?」と、提案しているような気がするのです。
『人を癒したい・誰かに寄り添って感謝されるような人間になりたい』と、思ったらセラピストやカウンセラー、治療家の勉強を始めるのは勿論、素晴らしい事だと思いますが、何もその資格が無ければ人を癒せない、なんて事は無いわけです。
『癒す』と、大きく捉えずに『自分がされて嬉しい事を、周囲の人に行う』と、もっと身近な事から素直に始めてみるのはいかがでしょうか?
タバコ屋の娘さんや、コンビニの店員さんがふと向けてくれた、満面の笑顔に励まされて一日仕事が頑張れた、というような経験を持つ方も多いでしょう。
その人は、セラピストでもなんでもなくても、笑顔で一人を確実に癒し、救ったのです。
『今日できる事、今出来る事で思いやりを表現する』
例えば、疎遠になっている両親に電話をしてみるとか、道で困っている人が居たら声をかけてみるとか。毎日の挨拶を笑顔で行う、とか。家族・友人・仲間・同僚…自分で思っている以上に、貴方の笑顔を嬉しく感じる人は多いものです。
躊躇せず、素直な気持ちで行動してみましょう。
子供が噴水脇で喉を潤している時、近くに舞い降りた小鳥に目を止め「鳥さんもお水どうぞ」と、噴水の水をすくって差しだすように。
公園で一人の少年に会った
小さなその手が差出した水は
微かに潮風の香りがした
… 皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃
参考文献:
愛蔵版 サビアン占星術 (エルブックス・シリーズ)
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