獅子座22度のサビアンシンボルを読み解いていこうと思います。
居ても立っても居られぬ衝動
突き動かされて、昇る火薬玉
落ちる時に、美しく開く
轟にも似た衝撃音の後に
夜空を切り裂き、花火が輝く
自分、自分、と逸る時には、ただの塊
動機・手段・理由はともあれ
他人の為に命を燃やし
自分らしく自分を消し去るその瞬
最も尊く咲き誇れる原理
こんにちは紗妃です。
今日を有意義に過ごすサポートとして
サビアンシンボルのお話をします。
自分の特性を知りたい時も
自分らしさを生かしたい時も
参考にして頂きたいのが
『サビアンシンボル』です。
今日から新たに頑張りたいあなたに
指針と勇気を授けるでしょう。
『サビアンシンボルって、何?』
サビアンシンボルとは、
惑星の動きに合わせた度数ごとに詠んだ、
360個の詩文です。
これを使って今日がどんな日なのか?
キーワードや『7つの開運行動』を具体的にお伝えいたします。
★今日はどんな日?
(何を意識すれば良いの?)
今日のサビアンシンボルは、
獅子座22度
『伝書鳩』
★今日のキーワード
『使命』
★何者かになりたいと願う人はまず『継続して努力できる事』を一つ、始める
★「何をしたいのか?」で答えを見出せないなら「どうなりたいのか?」と問いでみる
★自分の能力を極める事は、自分以外の人をも幸せにする事を知る
★時々は、自分に余暇を与えて、心の豊かさを広げる機会とする
★人の為に費やす時間は、自身の成長に繋がる。決して無駄にはならないと、知る
★過去の失敗を話すなどの自己開示は、人の気づきに貢献できることもある
★「誰かの為になれた」という充実感は、生きる希望や自己尊厳へと繋がっていく
獅子座21度から始まった『第5グループ』は、
『ありあまる活力を乗りこなして、超越性を獲得する』事が目的です。
スタートの21度では、
自身の現状を無視して勢い付き、
酔っぱらった『鶏』のように、飛ぶ事を求めて、ばたつきましたが、
それとは対照的なのが、今日の『鳩』。
『鳩』は、もともと、楽々と飛べる能力を持った鳥です。
その鳩が、
『自由や気ままな生活』といった、
陥りやすい誘惑を乗り越えて、
『指示された通りに伝書を正確に届ける』という『使命』を果たすべく、
ただ、淡々と毎日、訓練を続けています。
もしも、この2羽が偶然にも同じ場所に居合わせたら、
鳩は鶏を見て、どう感じるでしょうか?
「いくら何でも、急は無理でしょ。怪我をするのがオチ。」と、
思うかも知れません。
直接に言葉を交わさなくとも、同じ種族。
通じ合うものもある事でしょう。
鶏は鳩を見て、どう感じるでしょうか?
同じ飼われている身ですから、
不自由を可哀そうとは思わないでしょう。
それより、きっと
「あいつ、凄いな。毎日、偉い。
自分も、こんな、無鉄砲なやり方じゃなく、
何か一つ丁寧に、何か、始めてみようかな…」
酔いから醒めた、賢い鶏なら、
そう悟るかも知れません。
松村潔先生の著書には、
と書かれています。
何かの力を借りて、無鉄砲な飛躍を試みる『鶏』の時期も必要、
ただし、
自分の為にも周囲の為にも、もっと尊い事は、
勇気あるチャレンジをした『鶏』(上昇・挑戦)だけで、
自分の物語を終わらせるのではなく、
伝書を届けて使命を果たした『鳩』(着地・成果)まで、
続けてみる事、と
その身を挺した鶏と鳩に
教えてもらっている気がします。
高揚と衝動・無茶に無謀
粋がる自分も居たけれど
消える花火に、帰る鳩
余りにも満足そうで
羨ましくなる
自分にだって、まだ『何か』あるはず
皆様にとって
実り多き一日でありますよう
祈りを込めて
紗妃
参考文献:愛蔵版・サビアン占星術(松村潔 著)
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